ソノーロ・クァルテット [弦楽四重奏]
Sonoro Quartet, String Quartet

 2019年に設立され、同世代を代表する若き弦楽四重奏団として目覚ましい活躍を見せる。レパートリーは古典派の佳品から現代作曲家による委嘱作品までを網羅し、世界各地のホールやフェスティバルに登場。年間50公演を超えるコンサートに出演している。
 2023/24シーズンのECHOライジング・スターに選出され、欧州の著名ホールで全17回のツアーを行った。MERITAプラットフォームのクァルテットにも選ばれ、革新的なアート・プロジェクトの一環として欧州各地でコンサートへの出演が予定されている。
これまでに、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィーン・ムジークフェライン、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ケルン・フィルハーモニー、ルクセンブルク・フィルハーモニー、バーデン・バーデン祝祭劇場、ロンドン・バービカンセンター、ブリュッセル・パレ・デ・ボザール、リスト・アカデミー・コンサート・センター、ユトレヒト・チボリフレデンブルグ、ダブリン国立コンサートホール等に登場。2023年にはニュージーランド全土での全11公演のツアーを敢行したほか、国立弦楽四重奏財団に招かれ2度目となるアイルランドでのツアーを行った。また、ミディ=ミニム・フェスティバル、B-Classic、ストリオーニ・フェスティバル、ウエストコーク室内音楽祭、ロッテルダム室内音楽協会等の音楽祭にも登場している。
 2021年10月ブダペストで開催されたバルトーク国際コンクールの弦楽四重奏部門で第3位となり、2つの特別賞を受賞した。湧き上がるエネルギーとダイナミックな解釈、その音楽的成熟は聴衆と審査員に鮮烈な印象を与え、翌年同地のバルトーク・メモリアル・ハウスに招聘されバルトークの弦楽四重奏曲を披露した。
 現在、アムステルダム・ストリング・クァルテット・アカデミー(NSKA)にて、ダネル弦楽四重奏団のマルク・ダネルとジル・ミレ、エバーハルト・フェルツの元で更なる研鑽を積んでいる。また、エベーヌ弦楽四重奏団、パヴェル・ハース弦楽四重奏団、ゲイリー・ホフマンのほか、アルテミス弦楽四重奏団元メンバーのハイム・ミュラーに師事。
 ソノーロ・クァルテットの演奏は、Klara(ベルギー)、RTÉ (アイルランド), バルトーク放送(ハンガリー), SWR南西ドイツ放送、ニュージーランド放送等の放送局で収録・放映されている。2020年のボン・ベートーヴェン音楽祭ではエリック・ドメネクの作品を初演し、その模様が南西ドイツ放送で放送された。

サラ・ジェグ=サジュマン [ヴァイオリン] Sarah Jégou-Sageman, Violin
イエルン・デ・ビーア [ヴァイオリン] Jeroen De Beer, Violin
シェイマス・ヒッキー [ヴィオラ] Séamus Hickey, Viola
レオ・ギーガン [チェロ] Léo Guiguen, Cello

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